中国語パーソナルコーチ 徐 天楽(xu tianle)中国・江蘇省出身
一生懸命インプットしても、決して話せなかった日本語
私は、16歳から日本語勉強していました。地元は日系企業が多くて、高校卒業したら日本の企業で働いてみたいとずっと夢を見ていました。高校3年間は一生懸命日本語を勉強し、高校卒業時に日本語能力検定2級(ビジネスレベル)まで合格して卒業しました。
しかし、私の中では、ずっとあるコンプレックスを持っていました。それは、“日本語を全く話せないこと”です。中国の友人や親戚で集まる時に必ず「日本語わかるの?」、「日本人と普通に会話できるの?」と尋ねてきます。確かに、日本語能力検定2級を持っていると日本の企業に就職して仕事もできそうなイメージですよね。しかし、現実では、あの頃の私は全く日本語を話せませんでした。そして日本の友人も一人もいませんでした。
日本に留学する前に、日本語をペラペラに話せた本当の理由
高校卒業し、上海の成人教育学校に通い、日本語を学び続けました。しかし、日本語を話せない現状は大して変わりませんでした。やっぱり日本語を話せる相手を見つけないといけないと思って、日本人留学生の寮を調べて、自ら日本人の友達探しを始めました。
あの頃から気づきました。私のほしいものは、日本語検定の成績ではなく、ちゃんと日本語で日本人と話したいことです。日本語で中国のことを日本人に説明したい、中国の良さを日本人に知ってもらいたかったです。
それで、私は中国語スクールで日本人に中国語を教える仕事を始めたのです。もちろん日本語を使って中国語の発音方法や、文法も説明しないといけません。しかし、日本語はすぐ上達しない、相変わらず日本語で話そうと思うと、頭が真っ白になって、カタコト日本語しか口から出ませんでした。私はすぐでも自分の日本語会話力を高める必要性を感じました。色々模索した中、私は二つのことを改善することで会話難を解消しました。
一つは、学習習慣。もう一つは、目的意識です。短期間で伸びるコツは、たったこの2点です。
学習の習慣化と目的意識がカギでした。
学習習慣とは、学習を習慣化して、負担なく継続できることです。勉強そのものが生活習慣のように我々の生活に溶け込み、やればやるほど楽になるループです。もちろんオーダーメイドの学習プランが必要なので、メンターは重要な存在です。
もう一つは、明確な目的意識です。この部分は最も重要だと言っても過言ではありません。例えば、高校生の私は、「日本企業で働きたい」という曖昧な目標がありましたが、具体的に何をやりたいか明確ではありません。なんとなく日本語を自由自在に話せたらいいな程度で、真剣度も今一高くなかったです。つまり「日本語をペラペラに話せる自分」を全くイメージしたことがありませんでした。実は、イメージが非常に重要で、学習のモチベーションの維持や、メンターとの協働関係のベースになります。
来日する前に、この2点を徹底的にこだわり、学習習慣と目的意識にフォーカスして日本語会話しました。
僅か1年!!たった1年で日本語を使って仕事ができるようになり、日本語能力検定1級も合格しました。
学習においては、メンターの存在は如何に重要か体験してきたんです。
メンタルサポート×中国語コーチング
来日してから福祉の勉強をさせて頂き、大学卒業後、精神保健福祉士と社会福祉士という資格で、ずっと精神の病をお持ちの方のサポートをしてきました。人の話を聞くことが好きで、いつでもクライアントさんの心に寄り添います。
長年、対人援助の現場に居たからこそ、
「クライアント主体」、「自立」、「習慣化」の大切さが分かります。
一般の中国語教室と徹底的に違うのは、学習の成果を最短で実現できるために、
「学習の習慣化」と「中国語コミュニケーション能力」の育成を最優先にします。
言語の学習は、継続は非常に大切です。継続するために習慣化が第一です。一人で悩んで辛抱することなく、一緒に目標に向かって歩んてくれるコーチがそばにいると、より成果がでやすいでしょう。
効果のある継続は、二つの必要条件があります。
Ⅰ.正しいトレニンーグ方法。
Ⅱ.目標達成まで一緒に伴走してくれるメンターの存在。
談心では、あなたとパートナーシップな関係性で「ライフスタイル」から「最適な学習方法」を一緒に模索してプランニングします。
将来、中国でビジネスを展開したい方には、
あたなの事業内容に最適化した中国語トレーニングをご提案致します。
一緒に頑張りましょう!加油加油!
資格:中国語標準語検定2級甲等(中国国語教師の標準語水準)、日本語能力検定1級、中国茶検定中級、精神保健福祉士、社会福祉士
学歴:法政大学大学院福祉社会専攻 修士課程
略歴:中国語講師歴9年。ソーシャルワーカー8年(精神保健福祉士、社会福祉士)
2002年-2009年 上海では、日本企業の駐在員、現地採用や短期留学生向けに中国語講師を務めました。担当科目は、中国語基礎コース発音、文法、中級コース中国語会話、上級コースビジネス会話、中国語能力検定HSK試験対策コースでした。さらに日系大手企業の上海支社でも社員向けのグループ講義を経験しました。
2011年-2021年 日本では、中国語コーチとして国際交流センターで市民向けの中国語講座を2年開催しました。それと同時にソーシャルワーカーとして8年勤務しました。
アセスメントが得意な対人援助職と中国語講師の経験を活かし、2021年3月にパーソナルコーチング型 中国語トレニンーグ「ハナセル中国語 談心」を設立しました。
その他:「外国人の私が教える!日本で永住者になるための8つの心がまえ」
2021年3月 初出版 (Amazon kindle)